2013年2月15日金曜日

ココア


今日はバレンタインデーです。

バレンタインと言って思い出すのが、いとこの家にあったジャンプで読んだ「きまぐれオレンジロード」という漫画の話。もう20年も前のことだ。超うろおぼえなのでいろいろ間違ってると思う。

主人公(男)には、片思いしてる鮎川さんという女子がいる。彼女の家は喫茶店で、休みの日には彼女が喫茶店の店番をしている。鮎川さんは元祖ツンデレみたいなので基本愛想がなく、つれない素振りである。

あるバレンタインデーの日。主人公は喫茶店に行って、鮎川の仕事ぶりをぼんやり眺めたりしていた。その日は雪が降るくらい寒くて、ココアが良く注文された。のだが、ココアを注文される度に、鮎川は「すみません、今日はココア切れてるんです」と断っている。棚にある大きなビンの中にはココアがたっぷり入っているのに。誰に聞かれても、鮎川はココアをお客さんには出さなかった。閉店の時間になって、ドアのサインを「closed」に変えると、鮎川が主人公に「はい、これはサービス」と言ってココアを出す。「なんで?頼んでないのに」と主人公が聞くと、鮎川は「ココアは別名ホットチョコレートって言うのよ」と答えた。っていう感じの話だった。

実はココアとホットチョコレートは明確に違う飲み物なのだが、まあいいだろう。なんだかよくわかんないけど、バレンタインの度にこの話を思い出す。

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