2013年2月1日金曜日

永遠に帰り続ける女子高生

IMG_2997
いま居候させてもらってるGB事務所の近くには女子高があり、事務所の前が通学路になっている。事務所は4階なので、窓から下に登下校する彼女たちが見える。歩道の信号が赤になると、帰路に着く女子高生がボールのように横断歩道の向こう側にたまっていき、青になるとリリースされてその数がゼロになる。そしてまた赤になると、女子高生がたまっていく。

IMG_2999
のだが、どうにも彼女たちの数のバランスが 登校<下校 なのだ。登校していく女子高生に比べて、圧倒的に下校する女子高生のほうが多い。謎すぎる。彼女たちはいつも帰り続けている。時間帯によるのかと思いきや、昼に見ても帰ってるし、午後にももちろん帰るし、萩原くん曰く「朝9時でも帰ってる」らしい。帰りすぎである。帰りすぎ。我々が高校生の頃、こんなに帰ってたっけ?彼女たちはどこかのワームホールから突発的に現れ、実存的に永遠に帰り続けている。ちょっとしたSF小説のようだ。

と書いていて、彼女たちは「バスかなにか、もしくは他の駅から登校して、渋谷の街に行くためにこの道を通っているのかもしれない」と思ったけどそれも考えにくい。それにしても帰りすぎだ。勉強ちゃんとしてるんだろうか。「帰るべからず」みたいな看板でも今度置いておこうと思う。

0 件のコメント: