2013年1月9日水曜日

インターネット

わたしが通っていた小学校は自由と博愛に満ちた感じだったが、中学校がなぜか先輩後輩がめちゃくちゃ厳しくて、一年学年が上というだけで人間が違うみたいな感じで理由もなく偉い感じだった。今考えると全く意味がわからない。でも中学生にしてみるとそれは世界不動のルールみたいな気になるものだ。もしその頃インターネットがあったら違ったかもしれない。インターネットではいままで知ることができなかった隣人や地球の裏の見知らぬ人の意見がマスコミを通さずに書かれたものを読むことができ、多様性というものを知ることができる。民意というやつだ。普段は氷山のように大部分が水面下にあり見えない。高級車というか車なんかなくても電車とバスに乗ればいい。高級ブランドは高すぎて興味ないしネットで機能的なブランドの評判を見て通販で買えばいい。そもそも日本において、馬具やなんかを貴族に売ってたヨーロッパの高級ブランドが存続する理由も特にわからない。果たして高級ブランドは生き延びるのだろうか?それともインターネットがステータスというやつの存在をひっくり返したりするだろうか?もしも悪ノリと炎上からできているインターネットの深い海底から、見えない民意というものを水面上に取り出すことができる者がいたら、その人がアーティストと呼ばれるだろう。

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