2011年8月9日火曜日

glee

アメリカのテレビドラマが大好きである。脚本が凝っててキャラがたってるし、そのキャラにあわせたキャスティングが絶妙。

最近ぜんぜん見てなかったけど、gleeはほんとに面白いですね。高校で結成されたグリークラブ(合唱部)の話。合唱といえば日本では暗いイメージがありますが、アメリカでもそれはおんなじでダサい人の代名詞みたいな部。アメフトとかチアリーダーなどのヒエラルキー上部のひとたちとは相容れない、オタクの集団というイメージがあるらしい。でもチームワークと音楽の喜びを知ることで問題児集団が自己表現に目覚めて行くという内容です。

むこうの合唱はすごく派手らしくて、ラスベガスのショーか!?みたいなエンターテインメント。ドラマでも最低一回は毎回彼らのパフォーマンスが楽しめる。その選曲が絶妙で、ジャーニーとかシンディローパーとか、80年代のヒット曲をアレンジして歌わせているんです。そうすると、ドラマが好きなティーンネージャーと一緒に、親も一緒に鳴ってドラマを楽しむことができる。「あれ、おとうさんがバンドで歌ってた曲だよ」みたいに、懐メロでアダルトの心をくすぐり、ドラマで若年層を引き込むという素晴らしい構成である。こんなに人気が出たのもそういう厚い層に訴えかけるマーケティングが成功したんだろなーとおもう。

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