2009年12月21日月曜日

似顔絵かいてもらった


人にはいろんなツボがあり、歌が上手な子に弱いとかオシャレな子に弱いとかいろいろあると思うのだが、わたしは絵が上手な人はたいていのことが許せる。

このまえポッドキャストでテングボーイ君というメールをくれる方に「きみのコメントには納得がいかない」とプンプン怒ったら、不条理なことを言っているのはこっちなのに、謝罪文とともにわたしの似顔絵を描いてメールで送ってくれた。すまない。テングくんとは会ったことがないので、2センチ四方くらいのアイコンを虫眼鏡とかで覗きながら描いてくれたんだと思う。なので、あんまり似ていないけれど、可愛く描いて頂いてすごくうれしかった。

女の人が痴話喧嘩とかで怒っているのは、たいてい「お前は私の事をどれだけ気にかけているのか」というポイントだ。花とかプレゼントとかで女の人が喜ぶのは、自分のことを念頭に置いて持ってきてくれたということがわかるからである。金額の大小は、気にかけている度数に比例することはもちろんだが、高価でもおざなりなものは怒りの緩和には繋がらない。

で、似顔絵がうれしいのは自分を気にかけている度数が高いからだ。少なくともそれを描く間は自分のこと考えているだろうから。ありがとう!テングボーイ。

でも実は、歌よりも絵よりも、難しい数学の数式を空でスラスラ書ける人の方がかっこいいという事実が発覚したのは、それから何日か後のことだった…(続く)

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