2008年12月11日木曜日

映画「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」


映画「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」を見ました。

豪華ハリウッド・スター共演の爆笑サバイバル・コメディ! 落ち目のアクション・スター、下ネタ主義のコメディアン、やり過ぎ演技派俳優。彼らがクランクインしたのは、なんと本物の戦場だった……。

て映画です(コピペ)。

しかも演じるのがベン・スティラー、ジャック・ブラック、ロバート・ダウニー・JRだからね!!鉄板ですよね!!ということで半年前からずっと楽しみに待っていたのですが、私の好みではなくってややうけ程度で終わるという悲しい結果に…。

ていうかベン・スティラーが苦手なんだよ。超ナルシストー!「ズーランダー」もそうだったけど、基本「こんなに変な格好してる僕面白いでしょ」みたいな感じがするんですよ。お前が何の格好してようがどうでもいー。トロピック・サンダーでも異様にスティラーの顔のどアップが多くてウザいこと山のごとし。どうせならロバート・ダウニー・JRの顔とかジャック・ブラックの腹とかを映した方がいいと思う。

そんでこの映画の最大の笑いどころが某大物俳優の変装出演、てことになってるのもなんだかなあという感じです。まんま大物俳優が変装して変なダンスして面白いでしょみたいな。今はそれで面白いかもしれないが、20年後に見て笑えるのか?タレント重視の日本のテレビと変わらないじゃないですか。そこをいくとウィル・フェレルは彼のことを知らない人が見ても笑えることしてる気がする。スティラーは「オフィス」のリッキー・ジャーヴェイスによるUKのコメディドラマ「エキストラ: Extras」に、どうしようもなくエゴの塊の俳優&監督な本人役で出演してたけど、実際そんな感じなんじゃないのかなあ。まあ、私が見なきゃいいだけなんですけど・・。

すみません、悪口ばっかりで・・。でも、最初のハリウッド映画パロディ予告編みたいなやつはすごく面白かった。作風に合わせてニューラインシネマとかフォックスとかのロゴまで用意してる芸の細かさがすごい。キャラクターの極端な描かれ方には、ハリウッド的映画製作への批判が込められているそうです。次回は会話とか小ネタとかで笑わせてほしいと思います。

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