2008年10月7日火曜日

アントラージュ★オレたちのハリウッド


家にいる時間の9割は、海外ドラマ鑑賞に当てている。つまりぼんやりテレビを見ているだけということだーーーーーー!!これからおすすめ海外ドラマについてブツブツ言っていきます。

今日のおすすめは「アントラージュ★オレたちのハリウッド」。製作は「セックス・アンド・ザ・シティ」とおなじくアメリカのケーブルテレビ局HBO。HBOはケーブルTVなので、CMを気にせず予算をかけてじっくり作品づくりができるため、「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」や「シックス・フィート・アンダー」など、深みのあるドラマを多数生みだしているのです。それだけに「なんか小難しいドラマばっかでイヤ」と敬遠されることも多いらしいのですが…

ところでアントラージュはMSのソフト名、ではなくて「取り巻き」という意味。NYの仲良し4人組み男子がハリウッドのショービジネス界で繰り広げるコメディです。ゴールデン・グローブ賞に3年連続でノミネート、2008年にはエミー賞でジェレミー・ピヴェンが助演男優賞を3年連続受賞というのもだてじゃない。とにかく見てて楽しいドラマです。

主人公の4人は、最近売れてきた駆け出しの俳優ヴィンス、マネージャーのエリック、ヴィンスの兄の売れない俳優ドラマ、そのマネージャーのタートル。グルーピー、パパラッチ、タブロイド紙、ドラッグ、セックス、フェイク、酒が溢れるハリウッドに身を置きつつも、いつまでものんきな心を忘れずに楽しく暮らすズッコケ4人組がすごく楽しい。4人ともギラギラしてなくて肩の力が抜けててすごく好印象。ジェレミー・ピヴェンの演じるマネージャー、アリもわかりやすいショービズ界の最低野郎で笑えます。セリフがウィットに富みまくっててめちゃくちゃ面白い。ヴィンスの元カノがマンディ・ムーアとか微妙にリアルっぽいところもおかしいです。

主人公たちがみんなあんまり深く悩んでないので男性版「Sex and the City」ていうのは嘘だと思うけど、ユーモアにあふれて厭味がない愛すべきドラマ番組。おすすめです。

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