2008年10月2日木曜日

映画『アイアンマン』


ついこのまえバットマンでキャーキャー言ってましたが、映画アイアンマンも洗練された、第1級の娯楽ムービーでした。ストーリーもスピード感があって、セリフにいやみもないし、映像もまったく継ぎ目のわからないCGっぷりで超かっこいい。

まずはキャスティングがすばらしい。グウィネス・パルトロウもかわいらしく、そして主人公のロバート・ダウニー・Jrが超超超ステキ!!テキトーで天才でハンサムでプレイボーイという高田純二的な大富豪がスーパーヒーローになっちゃうんだから面白いよ。

MTVのメイキングで「放射能クモとかコウモリフェチとは違って、アイアンマンは科学的なんだ」とロバート・ダウニー・Jrが言ってたけど、ヒーローになるプロセスを見せているのがこの映画の楽しいところ。バットマンではあのスーツがどうやって作られたとかわかんないけど、アイアンマンみたいに鉄くずからヒーローのスーツを作るところを見せられると、すごく感情移入しちゃうんですよ。

それでアイアンマンがまず訪れたのが、無国籍軍のテロが行われてるイラクみたいな町。アイアンマンはハイテクだから、テロリストの顔にだけ照準をあてて、民間の人を殺さないの。で、子供に賞賛の目で見られるっていう。アメリカって、イラクにこういうことがしたくて行ったんだなあと思った。

あんまりけなすところがなくて困るくらい。ダサいとこがないんですよね。バットマンといいアイアンマンといい、こんな贅沢ないい映画が毎月見れるなんてうれしいなあ。

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