2008年3月27日木曜日

Scotland the Brave



スコットランドといえばバグパイプとショートブレッド、ですが人々が優しいことでも知られています(たぶん)。

今日仕事でなるべくたくさんの外国人を撮影するプロジェクトがあって、街に出たもののなかなか芳しくなくてわれわれチームが困ってたんです。そしたら協力してくれたスコットランド人のイアンさんが「オレたちガイジンだから、ガイジンつかまえるのならまかせてよ!」と言って友人のアイルランド人くん(名前忘れましたごめんなさい)と飛び出していき、その辺を歩いているアメリカ人のツーリストやらエクアドルの学生さんやらを連れてきてくれたんですよ。もう超感動。このプロジェクトで一番働いてくれたのは通りすがりの彼でした。なんか人生そのものにやる気がでる出来事でした。

2008年3月26日水曜日

VIP

家の近くで道路工事をやっていて、そこの警備の人達が異様に親切。夜に通ると誰かが飛んできて「すみません!!ご迷惑おかけして…!!こちら、こちらどうぞ!!」とものすごいVIP待遇をしてくれる。なんかそこの現場の人全員がそんな感じなんですけどどうしてですかね。めったにされないVIP待遇ということで、用もないのに通ったりしてみている。

あとはカフェオレが飲みたいと思って、コンビニで1リットルの牛乳とアイスコーヒーを買ったと思ったら一リットルの甘いカフェオレと無糖コーヒーを買ってしまったなあ。花見に行きたい。

2008年3月23日日曜日

仙台のおいしいものはここで聞け!「sendai bubbles(センダイバブルス)」


杜の都仙台の名物と言えば「牛タン」に「笹かま」。じゃあ地元の名店「利久」って知ってます?笹かま販売店だと「阿倍かま」が老舗だということは?ガイドブックだけではなかなか知りえないその土地の本当においしいもの。でも初めて訪れる土地では友達もいないしなかなか難しいもの。結局ファストフード店で済ませてしまって悲しい思いをしちゃったり。

「sendai bubbles(センダイバブルス)」はそんなジレンマを解消するサイト。製作は仙台でTVコマーシャルの企画演出を手掛ける菊地貴公さん、サイト制作はmeltlab.の竹田光義さん。
サイトに浮かぶ老若男女様々な仙台人の顔をクリックすると、動画で仙台情報を語りだします。テーマは「仙台の牛タン屋さん」と「仙台土産」の二つ。牛タンの「利久」や「阿倍カマのチーズボール」など、地元民ならではの熱い情報マニアックなお店の情報も。これ、他の町でもあったらすごく楽しいですよねえ。

きゃとるみゅーてぃしゅみれーしょん



「UFOに連れ去られたことがあるんです」
「そうですか。」
「あれは予備校の頃でした。UFOの夢を見ることが多くなって。目の前にUFOが現れて、気がつくと時間が経ってる、っていう夢を頻繁に見るようになったんです」
「なるほど。」
「そうすると、だんだん記憶が夢なのか現実なのかわからなくなってきて。ある日、またUFOに連れ去られる夢を見ました。」
「それで?」
「連れ去られたところで記憶がなくなって。目が覚めるとかなり時間が経っていて、手に傷が残っていたんです。」
「傷!」
「もう今ではあまり傷痕も残ってないですけど。」
といって見せていただいた傷痕が冒頭の写真です。X-ファイルではドゲット捜査官が好きです。

2008年3月21日金曜日

LEDってほんとかっこいいよね。


Adam Tensta - My Cool
ルーペ・フィアスコとカニエを足したところにヨーロッパで誤解されて広まるヒップホップイメージを加えたかんじ。


Kylie Minogue - Wow (Official Video)
ビデオはフツーに出来のいいふつーの作品だけど、曲が良いね~!WOWWOWWOWWOWWOW!


LED light installation at Burning Man 2007
手作り感覚満載


Guggenheim museum NY with Traxon's LED
こんなところ、めまいして立ってられなそう!


1015 Basement Ceiling LED test
こちらは天井にLED


Daft Punk - HARDER BETTER FASTER STRONGER (Alive 2007)
真打ち。ケタ違いですね~。

magicgirl from NY


魔法の女の子、カオリ・ミツシマ・ジョンソンがNYのクイーンズからやってきた。一度会うと、誰もがトリコになってしまうような女の子。

2008年3月19日水曜日

自分はこういう映画が見れない

ジェットコースターが苦手です。
あの「ふわっ」ていう感覚、思いだすだけで死にそう。
なんでもない人はなんでもないみたいだけど、
「ふわっ」が何で怖いのかもわからないけど、ほんとにやだ。

やだと言えば映画「なまいきシャルロット」の終盤で、コンサートの途中に会を決定的にダメにしてしまうシーンがなかったっけ?当時中学生で深夜映画で見てたんだけど、「このシーンを見ないとここまで映画見た意味がない」と思いながらもプレッシャーに耐えかねてテレビを消してしまった。

あとはスピルバーグの映画「A.I.」で純真な子供型ロボットが”本物”の子供に騙されて親の部屋に忍び込むところ。絶対この次にものすごく辛いシーンが来る、っていう予感が耐えがたくてそこから見てない。スピルバーグはそうサディスティックさが真骨頂でそこがいいんですけど子供だけに見てられなかった。

っていうことをふと思いだしたのは、うたまるさんのラジオに町山智浩氏がゲストで出演して「自分はこういう映画が見れない」っていうトークをされてたから。ちなみに町山さんは子供がひどい目にあう映画が無理だそうです。

2008年3月16日日曜日

至福の映像体験 映画「潜水服は蝶の夢を見る」


ハイクオリティな予告編はこちら

「バスキア」、「夜になるまえに」で知られる映画作家ジュリアン・シュナーベルの新作「潜水服は蝶の夢を見る」。フランスELLEの編集長、ジャン=ドミニク・ボビーの物語。華やかなファッション業界で活躍し、仕事もプライベートも充実する働き盛りの彼が突然かかった難病「ロックインシンドローム」を描く。意識ははっきりしているのに全身が麻痺するこの病気、彼が動かせるのは左瞼だけ。右の瞼は麻痺のせいで縫い合わされてしまっている。普通なら絶望してしまう状況だが、彼は想像力の世界に救いを見出して映画タイトルと同名の自伝を左瞼の動きだけで見事に書きあげた。

この映画の素晴らしいところは、これだけヘビーなテーマを取り上げながら難病と闘うお涙ちょうだいの感動ストーリーではないところ。カメラは左目しか見えない彼の視点に完全になりきり、極端に浅い被写界深度のまま物語が進んでいく。すると見るものの注意はジャン=ドミニク・ボビーと同じ視点になり、自分ではコントロールできない病気という事実よりも自分の自由が利くイマジネーションの世界に向けられる。ほとんどぼやけた視界から見える緑のカーテン、赤い薔薇など世界がいかに美しいかに感動しきり。主人公が妄想する「素晴らしい体験」は、美女とワインと手づかみで食べる生牡蠣三昧ってところはいかにもフランス人!私なら寿司だな。撮影監督は「シンドラーのリスト」以降スピルバーグ作品の全てを手がけるヤヌス・カミンスキー。ものすごくクリアーな映像を撮るお方。


主演のマチュー・アマルリックは大好きな俳優なので、「愛する人が原型をとどめない形に…」という衝撃を存分に味わうことができてよかった(何言ってんだ)。いやーほんとに素晴らしい俳優です。マチューのインタビューはこちら

2008年3月10日月曜日

踊れないタンゴ、アストル・ピアソラ

私の近頃の精神安定剤はアルゼンチン・タンゴの巨匠アストル・ピアソラの音楽。ゴタン・プロジェクトとかクラブミュージックよりのタンゴは聞いていたんだけど本家のはなんとなく敬遠していたんですよね。しかし聴いてみたらめちゃくちゃはまってしまいました。特にキップ・ハンラハンがプロデュースした「The Rough Dancer」「ラ・カモーラ」が素晴らしすぎ、一日最多10回くらい聞いています。
「タンゴの革命児」と呼ばれたピアソラ。彼はタンゴにバンドネオン、ジャズ、現代音楽、バロックなど様々な要素をミックスし、新しい音楽を作り上げたのです。その音楽は激しくロマンチックでメランコリック。フランス映画のサントラみたいなノスタルジックな音楽でありながら、同時に激しい情熱を噴出させる構造があって、聴きこめば聴きこむほどその音楽が持つ深淵に戦慄が走る。一度タンゴをやめてパリにクラシック音楽を学びに行ったという変わった経歴も深みを加えていそう。天才の音楽ってこんなんかなーみたいなかんじ。あまりに独自だったため、ピアソラ流のタンゴは後継者が存在しないそう。まさしく唯一無二ですなあ。

2008年3月6日木曜日

Nice&Enjoy


昨晩、友人のはしもとさん(職業:ナイスなラッパー)と原宿GREAT BURGERにてマーク・ロンソンやリリー・アレンについて熱く語っていたところ、はしもとさんがどうにも店内に自分の相方エンジョイ村カワ氏がいる気配を感じるとおっしゃるではありませんか。そして振り返ると、そこはかとなくエンジョイ氏に似た雰囲気をかもしだすきゃわいいワンコが机に顎をのせてリラックスしまくってる…!これは歴史的瞬間だ!ということでナイス&エンジョイで動画までとってきました。キャワイー★




そんなナイス&エンジョイのニューアルバム「OLD★NEW」は3月19日発売、シングル「マイ★フレンド/ゼンブシアワセ」はただいま絶賛発売中です。

2008年3月1日土曜日

Soulwax™ / 2MANYDJSのサイトがグレードダウンして登場


Soulwax™ / 2MANYDJSの公式WEBサイトがリニューアル!まあ普通はリニューアルしてかっこよくなったりさらにすごい技術を取り入れてみたりするもんですが、そこは最先端を走る彼らのこと、これまで誰もやったことのないほどの凄まじいグレードダウンを遂げています…!
どこに何があるんだかさっぱりわからない構成、「フレーム」「スクロールバー」などWEBデザインが進化する過程で闇に葬られたカッコ悪い機能が盛りだくさん。躍起になってかっこいいサイトを作ろうとしているWEBデザイナー達におしりペンペンするかような「やっちゃいけないWEBデザイン」の塊。アートじゃなくてユーモアだと言ってほしい。アバンギャルドってこういうことか…!

地球上の生物として始めて大気圏を飛び出した犬

1957年11月3日、宇宙服に身を包み、人工衛星「スプートニク2号(Sputnik 2)」に乗って地球を飛び出した犬、ライカちゃん。「スプートニク2号」は大気圏突入の際に焼失し、ライカも星になりました。あまりにロマンチックな逸話なのでライカをモチーフにした曲や本が多数作られています。そういえばLAIKAってバンドもいたな~。

Trentemøller: Moan


“Laika.”zune-arts.net

Visual Artist: Ro Rao / Curious Pictures

Arcade Fire - Laika


でも実はライカの前にも、たくさんのワンコが宇宙計画のために頑張っていたみたいです。以下スペース・ドッグ ~犬の話~より抜粋

時は1950年、宇宙ロケットの開発をしていたロシアにて。

宇宙に飛ばす最初の生物として犬が選ばれた。理由は無重力や極めて小さい閉鎖された空間に耐えうる動物で、しかもマスコミ対応に猿よるも見栄えがよかったということ。条件は体重6㎏以下、身長35cmを超えず、写真撮影のために白もしくは明るい色の毛、そして雌犬に限る。これらを満たす野良犬たちがモスクワ近辺でさらわれ、研究所には20匹以上の犬が集まった。

最初の実験は1951年7月22日早朝。ミルクとパンを与えられた2匹の犬は実験用ロケットの先端の狭いケージに入れられ、空へと打ち上げられた。高く舞い上がったロケットは高度101kmに到達、犬たちは約4分間の無重力を体験し地上に落ちてくる。犬たちの入ったロケットの先端部分はパラシュートでゆっくりと地上に着陸した。
そして研究員たちが息せき切ってケージを開けると…そこには2匹の元気な姿があった。
それまではストラップで体を叩かれることもあった犬たちも、その日の生還以来「初めての宇宙飛行士」として研究員たちに敬意をもって扱われるようになったという。

それからこのような実験は何度も行われ、見事生還する犬も犠牲になった犬もいた。

これらのプロジェクトを行った研究員、ウラジミール・ヤツドフスキーはライカについてこう語る。
「ライカは素晴らしい犬だった…素直で極めておとなしかった。打ち上げの前、私は宇宙基地からライカを自宅へ連れて帰り、子供たちに見せたことがある。彼等はライカと一緒に遊んだりした。私はライカのために、何か素晴らしいことをしてあげたかった。だが、諸君が知るとおり、彼女は僅かな間しか生きなかったのだよ…」